天気:晴れ
今日は第一日曜日、パリ中の美術館が無料になる日である。 そこで午後からマルモッタン美術館へと行ってきた。
パリには数多くの美術館があるが、モネの作品を多数置いてあるこの美術館は前からどうしても行きたかったのである。
美術館に着いてから気づいたのだが、ここはパリ市管轄の美術館ではなく、通常通り有料だった。 それでも迷うことなく入ることにした。
マルモッタン美術館は、パリの西側のブローニュの森のすぐ近くに位置し、美術史家・収集家のマルモッタン氏が所有していた邸宅を改造した美術館で、モネの次男がモネの作品を多数寄贈したことから、今ではフランス語で Musée Marmottan Monet とモネの名前がつくほどモネのコレクションがメインとなっている。
中でも代表的な作品は、『印象・日の出』である。 美術館の中に入るとお城のような立派なつくりに、作品が優雅に飾られていた。
他の美術館と違って、人も少なくとても落ち着いた雰囲気だった。 たくさんの作家の絵が飾られていたが、なかでもやはりモネの作品は格別だった。