訪問

2009.8.7-9 フランスの田舎

天気:晴れ 

今日まで3日間、クライアントのご好意で、フランスの田舎にある彼の実家へ遊びに入ってきた。 

場所はパリから南へ、車で二時間ほど走ったところにある、小さな小さな田舎町である。 

高速を降りて、町に近づくと、あたり一面、草原だった。 そして草原の中にある森の中に入ると、まっすぐ続く小道が、アーチ状に木で覆われたいた。 

まるで自然のトンネルである。 上からは木漏れ日がきらきらと輝いて、本当にきれいだった。 

日本ではみたことのない幻想的な光景だった。 明らかに意図的に演出されているように思える。 

フランスの自然は本当に隅々まで手入れが行き届いている。 似たような風土、地形でも日本の景色とは印象が明らかに異なる。 

なぜこんなにも自然が、町が美しく感じるのか、とても不思議だった。 

森を抜けると、小さな家が点々と見えてきた。 どれもフランスの家らしく、とても可愛らしい。 

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2009.7.11 モンマルトル写真家宅

天気:晴れ 

今日、友人の紹介で、モンマルトルにある写真家のアトリエに夕食に招待された。 

アトリエはモンマルトルの丘の上の、緑に囲まれたとても雰囲気のいい超一等地のアパートだった。 

このアパートは芸術家専用のアパートで、審査が厳しくパリ市から特別に許可が降りた人しか住めないそうである。 

その代わり、審査が通ると、通常の家賃の1/4ぐらいと、格安で住めるそうである。 家賃を聞いたら自分の部屋よりもずっと安かった。 

パリにはこういう芸術家をサポートする仕組みが本当に充実している気がする。 

彼はもともとは美容師だったが、8年前にパリに来て写真家を志し、パリで有名な賞を受賞し、現在ではパリを中心にヨーロッパで活躍されており、とっても気さくな人だった。 

まだ確定ではないが、近いうちに彼のウェブサイトのリニューアルを依頼していただけることになった。

2009.7.8 アメリカの知人の友人宅

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天気:晴れ 

今日、たまたまパリに旅行に来ているアメリカの知人のお誘いで、その知人の友人の家に夕食に招待された。 

場所はモンマルトルのふもとの古いアパート、6階の部屋まで階段であがった。 典型的なパリのアパートである。 

部屋は最上階で見晴らしが素晴らしく、なんと窓からはサクレ・クール寺院がきれいに見えた。 

アメリカの知人と、その友人はソビエトを旅行していたとき、20年ぐらい前にソビエト国境で知り合ったとのことで、とても変わった経歴の人たちであった。 

一人はチュニジア出身の数学学者で、もう一人は美術大学で美術を教えている教授で、今は写真コンテンツの審査員を務められているそうである。 

話がまたとても面白かった。 帰り際、ぜひまた遊びに来てと、連絡先を交換させてもらった。 

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2009.5.25 ホストファミリーの実家へ

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パリに来て早くも今日で一週間目である。 本当にあっという間である。 

先週はいろいろと身の回りのものを揃えたり、辺りを散歩したりし、週末はホストの父親の家に遊びに連れて行ってもらった。 

パリから車で1時間ほど離れた郊外にある家で、大きな庭付きのとても素敵な家だった。 妻と去年、死別して今は一人で暮らしているそうである。 

そこで昼から夜遅くまで、ホストの姉の夫婦の家族と食事をとったり、ワインを飲んだり、カードゲームをしたりで、とても楽しい一日過ごした。 

家のものをいろいろと見せてもらったが、食器、家具、壁の装飾、バーベキューセットに至るまで何もかもが古く、歴史を感じさせるものばかりだった。 

アメリカの家とは明らかに違う。 アメリカの家では何もかもが合理的で機能的で新しいものがばかりで、どこの家に行っても同じようなものばかり並んでいた。 

フランス人はなかなか新しいものを買わないとよく耳にするが、ここに来て本当にそうなんだと思った。

壊れても修理したり、代用品を探したりしてとことん使うのである。 

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