旅(スペイン巡礼ルート)

2009.9.6 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 11日目

朝、起きると既に外はとても明るかった。 階段を下りると、昨日の賑やかさとは打って変わって静かだった。 

それでも誕生会パーティの痕跡がところどころに見られた。 

家の周りを散歩した後、お昼ごろみんなで朝食をとった。 昨日と変わらずみな、明るかった。 本当に絵に書いたように仲のいい家族である。 

誕生日を迎えたフランソワーズが娘さんに、お菓子の包み紙で作ったカードケースをプレゼントされ、とても喜んでいた。 

部屋に戻り、この手作りの家をたくさん写真に収めた。 将来、こんな風に家を自分で作って住めたらどんなにいいだろうか。 どれだけ愛着が沸くかわからない。 

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2009.9.5 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 10日目

今日は友人の友人の誕生パーティーに招待される日だった。 まずはブルジュを目指した。 

ブルジュ。 人口7万人、パリの南東に位置し、ヨーロッパ有数のゴシック建築であるブルジュ大聖堂が有名である。 

特に12世紀~13世紀に作られた、ブルジュ大聖堂のステンドグラスは名高い。 

お昼前にはブルジュに到着し、彼は友人の誕生日プレゼント買いに出かけ、自由行動となった。 

ブルジュの大聖堂へ行くと、息を呑むような荘厳な建物が聳え立っていた。 

中に入るとステンドグラスが見事だった。 その後、街を散策し、待ち合わせ時間になったので再度、大聖堂へと戻ってきた。 

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2009.9.4 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 9日目

朝、朝食を食べて出発した。 さすがに山の上なのか肌寒い。 しかも雨が降っていた。 

高速を避けたせいか、本当に何もない田舎道を走ることになった。 地図上では国道になっているものの、車もほとんど通っていない。 日本人でこの道を走ったのは一体何人目だろうか。 それくらい周りには何もなかった。 しかし景色はのどかでとてもきれいだった。 

途中、お昼ご飯を食べるために小さな村にたどり着いた。 なんだか人気のない不思議な村だった。 

車はたくさんあるが、歩いている人を見かけない。 たまたまレストランを見つけ、入ると、たくさん人がいたが、いたるところから視線を感じた。 

それは、あまりいい意味での視線ではなかった。 見渡すと席は全員白人だけだった。 少し緊張しながら食事を取り、レストランを後にした。 

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2009.9.3 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 8日目

 朝、7時ごろ目がさめたが、まだ外は薄暗かった。 外を出ると冷たい風がとても気持ちよかった。 

庭は朝日できらきらと輝いていて、まるで夢のような居心地だった。 こんなところに住むのも悪くないかもしれないと一瞬思った。 しかしまだそれには早すぎるとすぐに思い直した。 

同じ日に泊まりに来ていた老夫婦たちと朝食をとって、早速、出発の準備をした。 

おそらく、ここにはもう二度と来る事はない、そう思うととても名残惜しくなって写真をたくさん撮らずにはいられなかった。 それぐらい素敵な家だった。 

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2009.9.2 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 7日目

 朝、早くホテルを出発し、ひたすら東へと向かった。 順調に走り続け、お昼にはピレネー山脈が見えてきた。 

もうフランスはすごそこである。 スペインとももうお別れ、スペインで見た様々な景色が、懐かしい思い出のように頭を駆け巡った。 

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2009.9.1 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 6日目

朝、ホテルを出発し大西洋方面へと向かった。 しばらくすると霧に包まれた。 対向車もまともに見えないほど濃い霧だった。 

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山脈を越えるとまるで別の国に来たようだった。 

一面、緑が広がっているのである。 このあたりはアストゥリアスと呼ばれ、年間通して冷涼で、降雨量も多く、非常に豊かな地方のようだった。 

2009.8.31 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 5日目

朝、ホテルのバーでコーヒーを飲み、出発した。 

またどこまでも続く乾いた地が広がっていた。 このあたりはカスティリャレオン州と呼ばれ、スペインの1/5を占め、スペイン最大の自治州だそうである。 スペインの内陸部に位置し、寒暖の差が極めて激しく、冬は-15度まで下がることもあるそうである。 

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2009.8.30 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 4日目

いよいよ今日はスペインに入る。 目の前はピレネー山脈、ひたすら上り坂だった。 山を登るにつれ、気温がどんどん低くなっていく。 朝日が緑に反射して輝き、とても美しかった。 

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2009.8.29 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 3日目

★3日目 

朝食を取り、出発した。 もうスペインとの国境も間近である。 

美しく輝くとうもろこし畑を抜け、Bayonne を通り、山脈に差し掛かった。 スペインとの国境線にもなっているピレネー山脈である 

このあたりはバスクと呼ばれる地方でもある。 バスク。 フランスとスペインをまたがるピレネー山脈でバスク語を話す民族が住む地域で、独自の文化を持ち、独立心が高い。 

しかしながらバスクという国が成立したことは一度もない。 今なおスペインでは独立運動が盛んだという。 

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2009.8.28 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の旅 2日目

2日目、朝早く起きて、朝食をとった。 朝食にはたくさんの種類のパンがでてきて、それにコーヒー、オレンジジュースと、とてもボリュームもあって、しかもとても美味しかった。 

お庭もとてもきれいで、下手な高級ホテルよりもよっぽど居心地がよかった。 

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